万博ファインプレー賞

会社情報

万博会場の安全と安心を、
確かな警備体制で支える

世界中が注目する万博会場で、安心で快適な運営を実現するため、弊社および委託会社様を含めた警備スタッフが日々プロフェッショナルとしての誇りを持ち、真摯に業務に取り組みました。
万が一の事態が発生した際、 迅速かつ的確な判断と、チームワークあふれる行動こそが、お客様の安全を守る最後の砦となります。
弊社グループでは、万博業務に従事する個人またはチームを対象に、安心で快適な会場運営に貢献した優れた事例を表彰するため、「万博ファインプレー賞」を設立しその功績を称えています。
その中でも特に目覚ましい活躍を見せた受賞事例の一部をこちらでご紹介いたします。

賞賛事例

CASE STUDY

心筋梗塞で
倒れた観客の人命救助

受賞内容
大屋根リングで巡視中のS隊員とH隊員は、70歳前後の男性観客が倒れる瞬間に遭遇。駆け付けたところ、意識・呼吸がないことを確認し、直ちに気道確保と胸骨圧迫を開始した。同時に、応援要請に駆け付けたS隊員は、危機管理センターへ緊急車両とAEDを要請。AEDを迅速に取り付け計測した結果、「電気ショックは必要ありません」とのアナウンス直後に観客は意識を取り戻し、その後の緊急搬送により一命を取り留めた。
賞賛内容
両隊員の日頃の訓練の賜物である迅速かつ的確な連携行動が、一人の観客の命を救いました。これは、安心で快適な会場運営を目指す当社の理想形を体現するものであり、高く評価されました。
(※本件は5/6(火)読売テレビ「かんさい情報ネットten」でも一部放映されました。)

連携プレーで傷病者保護

受賞内容
某パビリオンの入場待ち列で、60代の女性来場者が意識を失って倒れているのを、O.A隊員が発見し、直ちにベンチへ運び入れました。これに続き、O.N隊員が迅速に通路を確保、S隊員が冷えた飲料を取りに向かうなど、指示を待たずに自発的な連携を開始しました。
その後、女性が再度意識を失った際には、O.N隊員が直ちにAEDを緊急要請。S隊員がAEDと飲料を持参し、隊長がAEDを装着。結果、4分でAED装着が完了し、電気ショック不要のアナウンス後、声掛けにより女性は意識を取り戻し、その後救急搬送されました。
賞賛内容
3名の隊員の高い意識とチームワークが、指示を待たない迅速な連携行動に繋がり、混雑下で最速となる短時間でのAED装着を実現しました。翌日、ご家族から御礼メールが届くなど、安心で快適な会場運営への大きな貢献が評価されました。

警備と清掃が一体となり
集団熱中症に迅速対応

受賞内容
最高気温38度を記録する中、イベント終了と同時にチアリーダー12名が集団で体調不良・熱中症となり、内1名が痙攣・意識不明の重症化でパニック状態に陥りました。
警備と清掃の全メンバーが総出で対応にあたり、看護師資格を持つ清掃担当のH隊員が即座にAEDを要請。A隊長とK隊長が介抱場所を確保する中、各隊員は氷や介抱具を持って走り回り、清掃チームはH隊員の指示の下で一人一人に寄り添い看病を実施しました。
メンバー全員の連携により混乱を最小限に抑え、到着した医師の指示の下、体調不良者全員を無事に救護所へ搬送完了しました。
賞賛内容
K隊長とH隊長をはじめとするメンバー全員が沈着冷静に対応し、警備と清掃が一体となって協力した、賞賛すべき事案です。力を合わせ混乱を最小限に抑え、安心安全な会場運営に大きく貢献しました。

破水出血した妊婦を
緊急搬送

受賞内容
某パビリオン内の体験型ルームで、妊婦が立ち上がった瞬間に破水・出血が発生しました。パニックに陥ったパビリオンスタッフからの応援要請を受け、フードコートで立哨中のM隊員が直ちに現場へ急行。
ただならぬ気配を感じたM隊員は、すぐに危機管理センターへの救急要請と119番通報を指示し、パビリオンを閉鎖しました。妊婦の方へ冷静に声掛けを行い、状況を確認。約10分後に到着した救急隊に対し、ヒアリング内容を正確に引き継ぎ、無事に搬送を見届けました。
賞賛内容
パビリオンスタッフが動揺する中、M隊員は若年ながら躊躇なく駆け付け、沈着冷静に搬送まで対応しました。当該パビリオン館長からも御礼の言葉をいただくなど、迷いのない真っ直ぐな行動は、当社の模範となるものです。

7月のスパーク・オブ・
ザ・マンス受賞

受賞内容
某パビリオンが独自に選出する名誉ある「スパーク・オブ・ザ・マンス賞(7月度)」をK隊長が受賞しました。受賞に際し、パビリオン運営関係者から「常にリーダーシップを発揮し、医療事案への対応は自ら考えて行動している」、「来館者やスタッフとスムーズにコミュニケーションを図れる」、「全ての業務遂行において常に努力を惜しまない」などコメントが寄せられました。
賞賛内容
明るい性格でハキハキと話し、英語が堪能なK隊長は、来館者やスタッフと良好な関係を築くチーム内の貴重な戦力です。「スパーク(周りを活気づける)」という言葉に相応しい活躍であることから高く評価されました。

AED電気ショックで
呼吸復活、一命を取り留め

受賞内容
大屋根リングにて倒れている60代男性観客を発見したH隊員は、意識および正常な呼吸がないことを確認し、直ちに救急隊要請とAED使用の指示を受けました。
近くにいた看護師とともにCPR(胸骨圧迫)を交互に実施する中、別の隊員が持参したAEDをH隊員は迷わず装着し、周囲の安全を確保した上で電気ショックを2回実施したところ、男性の呼吸が復活し、一命を取り留めました。その後、救急搬送され、危機管理センターからも高い評価を受けました。
(※委託会社様のご対応事例)
賞賛内容
H隊員が見せた迷いのない迅速な対応は、人命救助という極めて重大な事案において、そのプロ意識と訓練の成果を遺憾なく発揮したものです。
この行動は、弊社が目指す「安心で快適な会場運営」の理念を体現する模範事例であり、会場警備に対する大きな貢献として、高く評価されました。

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